中日山本拓実投手(22)が18日、シュートの匠(たくみ)から金言をもらった。この日、落合ヘッド兼投手コーチが中日OB川崎憲次郎氏(野球評論家)を紹介。ヤクルト時代にシュートを会得し、最多勝も獲得した右腕から指導を受けた。

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山本はキャンプで落合コーチからシュートを学び、習得中。「シュートを投げ始めてまだちょっとしかたってない。川崎さんがどういうふうに投げていたのか、感覚の部分とか。どういうふうな使い方をするのか、話してもらった」と振り返った。直伝後、川崎シュートを15球試投。「より強いシュートがいった。手応えはあったので1つ引き出しに加えたい」と、感服しきりだった。

5年目の今季は、先発、中継ぎ問わずの活躍を宣言。「対外試合が始まってから、印象づける意味でもシュートをどんどん投げていきたい。元々内角を攻めるのは怖くない」と、登板予定の19日DeNA戦(北谷)をにらんだ。