阪神藤浪晋太郎投手が「師匠」との投げ合いに挑む。

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1日に行われる今季初の巨人戦(東京ドーム)に先発予定。2年連続で開幕投手を務めたヤクルト戦では、7回6安打3失点と粘りの投球。「打線も見ていていいなと思いますし、調子よさそうだなと思います。その中でどれだけ自分のピッチングができるかだと思うので、ゲームをつくることに集中していきたいなと思います」と気を引き締めた。

宿敵の先発はエース菅野。オフには約2週間、沖縄・宮古島、伊良部島で「呉越同舟トレ」を行った。軸足となる右足の使い方の助言をもらい、その感覚を落とし込んで、完全復活を模索している。開幕3カード目で、早くも師弟対決が実現。「もちろん、いいものを見せたいですし、いい投げ合いができるように、少しでも頑張れればなと思います」。投球で恩返しすることを誓った。

チームは開幕から苦しい戦いが続くが「余計なことで失点したり、相手に流れを渡さないように、ピンチ粘ったりすることで流れがくると思うので、いい流れをつかむような投球ができたらなと思います」と決意。注目の一戦で自身の今季初勝利を狙う。【三宅ひとみ】