下肢のコンディション不良で出遅れていた阪神原口文仁内野手が、3打数2安打2打点で復帰戦を飾った。

【1球速報】ウエスタン阪神―広島戦

ウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)に「3番一塁」でスタメン出場。3回1死満塁で左腕森の高め137キロを捉え、ライナーで左翼線への2点適時二塁打とした。5回にも左前打。「少し長くかかってしまったけど、こうやって復帰できて、野球ができているということでよかったです」。2月20日、2軍安芸キャンプの西武戦以来、58日ぶりのゲームで問題なくプレーした。

今季から内野手登録となった。この日は一塁から若手投手への声かけを忘れなかった。「グラウンドに立ってる以上はやるべきことをやります」。6回表の守備から退いたが、ベンチからも声を張った。平田2軍監督は「若いやつの見本になるね」と目を細める。ようやく幕を開けたプロ13年目のシーズン。1軍は右の代打が手薄。状態を上げて、早期昇格を目指す。