阪神伊藤将司投手(26)が3回2安打無失点で降板した。先発藤浪晋太郎投手(28)に続いて4回に2番手で登板。

4回、マツゲン箕島の先頭野口を変化球で見逃し三振にとる。青木には四球、小林には中前打を許したが、最後は高橋直を見逃し三振に仕留めた。5回は3者凡退に、6回は1死満塁のピンチを背負ったが、小林を空振り三振、高橋直を二ゴロとし、無失点に抑えた。

左腕は4月12日にPCR検査で新型コロナ陽性と判定され、隔離期間を経て同21日から2軍練習に合流。同30日のウエスタン・リーグソフトバンク戦(筑後)で24日ぶりに実戦で登板し、2回1安打1失点。5日の広島戦(由宇)でも4回無失点と着実に1軍復帰に向けて調整を進めている。