阪神の「8番投手」が2試合連続でヒットをマークした。

3回先頭で先発のガンケルが小川の外角低めチェンジアップを捉え、三遊間を破る左前打。チーム初安打と自身の今季初ヒットをマークした。18日同戦では07年ボーグルソン以来、15年ぶりに投手を8番で起用し、西純が左越えのプロ1号を放つなど大活躍した。ガンケルも“二刀流”の起用に応えた形となった。

本業の投手では6回1失点の好投も打線の援護がなく、4敗目を喫した。雨天中止などの影響で5日の同戦以来中13日。最速150キロの直球とツーシームを軸に両サイド低めに丁寧に投げ分けたが、5回に山田に浴びた左中間への適時二塁打に泣いた。「特にツーシームが効果的に使えていたし、全体的に悪くなかったと思う」。8番投手は20日からの巨人3連戦でも継続するのか、まずは青柳の打順に注目だ。【古財稜明】

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