阪神糸原健斗内野手(29)の“幻のランニング弾”が4日後に正式な本塁打に記録訂正された。

NPBは19日、15日のDeNA-阪神7回戦(横浜)の9回1死から糸原が放った右前安打と敵失を、ランニング本塁打に訂正すると発表した。糸原のライナーに前進した右翼手の楠本がスライディングキャッチを試みたが、グラブにかすらず。抜けてフェンス際まで打球が転がる間に糸原が一気に生還。だがこの時の記録は「右前安打」と「敵失」だった。ヒットが数日たって、本塁打に訂正されるのは、異例中の異例だ。糸原は17日のヤクルト戦(神宮)で1号ソロを放ったが、今回の訂正で2号となり、2試合連続本塁打となった。

糸原の記録は右安から右本塁打に変わり、楠本の失策は取り消された。糸原の打点が1から2、阪神のチーム本塁打が2から3、チーム打点が7から8に変更。DeNA山崎の被本塁打と自責点がともに0から1に、DeNAのチーム失策が2から1へ、それぞれ訂正された。

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