阪神片山雄哉捕手(27)が21日、プロ4年目で初めて出場選手登録された。この日、甲子園で行われた試合前練習から1軍に合流。「元気の良さだったり、明るさっていうのは、これまでも変わらずにやってきた。まずはそこで流れを良くできたらなと思います」と意気込み、さっそくベンチ入りしている。

阪神は開幕こそ梅野、坂本、長坂の捕手3人制でスタートしたが、4月9日に長坂が2軍降格して以降は捕手登録2人制を続けていた。4月26日に1軍昇格した原口は今季から捕手登録を外れている。片山の昇格により、坂本、長坂と合わせて久々の「捕手3人制」が敷かれた。

片山はBCリーグの福井から18年育成ドラフト1位で阪神に入団。チームでは唯一の左打ち捕手で、打力を買われ19年7月に支配下登録された。

今季、ウエスタン・リーグ28試合に出場し、打率2割9厘。前日20日のオリックス戦では2打数1安打だった。チーム事情により本職の捕手だけでなく一塁、三塁でのスタメンも経験している。ベンチでは声で盛り上げ、ムードメーカーとしての役割も担ってきた。

代わって板山祐太郎外野手(28)が出場選手登録を抹消された。

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