阪神が4試合ぶりに投手を「9番」に戻した。18日ヤクルト戦(神宮)から「8番投手」を続け、同日に西純が本塁打。19日の同戦ではガンケルが左前打、20日の巨人戦(甲子園)で青柳が左前打を放っていた。3試合連続で「8番投手」が安打を決めていたが、この日の先発アーロン・ウィルカーソン投手(32)は9番で起用された。
「8番」には長坂拳弥捕手(28)が起用された。長坂の1軍スタメンは18年6月17日楽天戦(楽天生命)以来、1434日ぶり。前日20日には7回表の守備から途中出場し、8投手をリードした。
また、片山雄哉捕手(27)が、プロ4年目で初の1軍昇格を果たし、ベンチ入りした。阪神は開幕こそ梅野、坂本、長坂の捕手3人制でスタートしたが、4月9日に長坂が2軍降格して以降は捕手登録2人制を続けていた。4月26日に1軍昇格した原口は今季から捕手登録を外れており、久々の捕手3人制が敷かれた。
両チームのスタメンは以下の通り。
【阪神】
1番中堅 近本
2番遊撃 中野
3番一塁 マルテ
4番三塁 佐藤輝
5番左翼 大山
6番右翼 糸井
7番二塁 糸原
8番捕手 長坂
9番投手 ウィルカーソン
【巨人】
1番中堅 丸
2番左翼 ウォーカー
3番二塁 吉川
4番三塁 岡本
5番右翼 ポランコ
6番一塁 中島
7番捕手 大城
8番遊撃 中山
9番投手 シューメーカー