巨人が土壇場の反撃も及ばずに惜敗した。阪神に序盤2点を先制され、8回まで散発3安打無得点と打線が沈黙。

9回に代打増田陸、丸、ウォーカーの3連打で1点を返した。なお、無死一、二塁で吉川が3バント失敗。1死一、二塁で岡本和が二ゴロの後、代打中田が四球で2死満塁も、最後は代打北村が、遊ゴロで万事休す。連勝が4で止まり、首位を明け渡した。

先発投手が不安定な立ち上がりを露呈し、打線の仕掛けがやや遅い。原監督は「そうですね、その辺でしょうね」としつつも「(投手陣は)よく2点で抑えたなというところでね。(打線が)もう少しやっぱり仕掛けが早くないとでしょうね」と指摘。監督通算1180勝で足踏みし、星野仙一氏に並ぶ、歴代10位の勝利は次戦以降に持ち越された。

巨人桑田投手チーフコーチ(5回2失点で3敗目を喫したシューメーカーに)「よく5回まで粘って投げてくれました。今は(状態が)底の部分なので、今日の粘りで上がってくるかなと思います」

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