阪神は長いシーズンを見越し、マルテと岩崎に戦略的に休養を与えた。

マルテは前日21日の巨人戦で今季初の猛打賞でお立ち台に上がっていた。一夜明け、試合前は室内で別メニュー調整。井上一樹ヘッドコーチは「ちょっと下半身を前にやっている。それがちょっと、うん? という部分が出てきたというから」と説明。右足のコンディション不良から10日に復帰後は9戦連続で出場していた。前日6セーブ目を挙げた岩崎はベンチ入りしたが、3日連続の登板を回避した。開幕から13試合無四球を続けたが、今季初黒星のついた17日ヤクルト戦から3試合連続で与四球と制球に苦しんでいた。矢野監督は「1年間を戦っていく上で、どううまく回していくか」と話した。

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