最短27日にも自力優勝消滅の崖っぷちに立つ阪神が、ロッテの完全試合男の佐々木朗希投手(20)に立ち向かう。過去の交流戦での対戦は1試合で、昨年も同じ5月27日に対戦(甲子園)。5回4失点でプロ初勝利を献上したが、佐藤輝明内野手(23)が適時打を放つなど、5イニングで7安打を浴びせた。1人で3安打を放ったのがサンズ。残念ながら今季のラインアップにはいない。

東京五輪期間中に開催された非公式戦のエキシビションマッチでは、7月27日に再び甲子園で対戦。初回に佐藤輝が左翼ポール際に2ランを放ち、怪力対決を制した。佐々木朗は3回2失点だった。

大ベテラン糸井嘉男外野手(40)もZOZOマリンが得意の球場だ。通算106試合に出場し、打率2割9分9厘の好成績。阪神移籍後の交流戦では、6試合で23打数9安打、3割9分1厘。17、19年の2カードで1本塁打ずつ放ってもいる。20歳年下で無傷の6勝目を狙う剛腕に一太刀を浴びせるか。注目の一戦は午後6時プレーボールだ。