最短27日にも自力優勝消滅の崖っぷちに立たされている阪神が、ロッテの完全試合男の佐々木朗希投手(20)に立ち向かう。チームはロッテ戦に限れば、通算30勝27敗5分と3つの勝ち越しがある。勝率5割2分6厘は、交流戦での対戦別1位の相性のよさだ。しかもロッテ戦は18年6月19日(甲子園)から、●○●○●○●とヌケヌケが続く。今度は○の番だが、果たして。

阪神のチーム防御率2・88はリーグトップだが、チーム打率同ワーストの2割2分2厘。投高打低が顕著で、投手陣の奮闘を、野手陣が帳消しにしている。佐々木朗から多くの得点は望めそうもないだけに、少ないチャンスを生かす攻撃が求められる。