広島が27日、パドレス傘下3Aエルパソを自由契約となった秋山翔吾外野手(34)の獲得を発表した。

秋山は西武時代、セ・リーグ球団と相性抜群の「交流戦男」だった。11~19年に交流戦でセ・リーグと対戦。通算打率3割3分は、通算600打数以上の打者でヤクルト青木(3割3分2厘)に次ぐ歴代2位。15、16、18年には交流戦最多となる3度の最多安打をマークしている。

交流戦通算打率3割3分のうち、広島を除く対5球団の打率は3割3分8厘に上がる。カード別では対ヤクルトの3割7分2厘が最高。対戦の多い石川投手とは21打数7安打(3割3分3厘)と、左対左を苦にしない。神宮球場では3割8分2厘(55打数21安打)とセの本拠地で最高打率。首位ヤクルトと直接対決16試合を残す広島にとって、ヤクルトキラーの秋山は心強い存在になりそうだ。