広島のOB北別府学氏(64)が敗血症を患っていると28日、自身のブログで妻・広美さんが明かした。

ブログによると、「感染症からくる敗血症」。食事や会話もあまりできなかったという。ただ広美さんが「もう少し頑張れ」と話しかけると「うるさいのお。頑張ったんじゃけ、頑張れ言うな」と返事も。ブログの最後は広美さんの言葉で「皆様の言葉に大きな力を頂いております事、心よりお礼を申し上げます」と締めた。

北別府氏は20年5月には、成人T細胞白血病(ATL)を患い、入院。末梢(まっしょう)血幹細胞移植を受け、同月11日に退院した。その際は自身の通算213勝にかけて「214勝目 番組復帰できた際に勝利宣言させていただきます!」とブログでつづっていた。

※記事初出時、一部に誤字があり、午後4時21分に修正いたしました。

◆敗血症 何らかの細菌やウイルスに感染することで、全身にさまざまな影響がおよぶ二次的な症状。体温の異常な上昇や低下、心拍数の上昇、呼吸数の増加、白血球の異常な増加や減少などが現れ、心臓、肺など体の重要な臓器の機能が低下して生命を脅かす。免疫力の少ない乳幼児や、高齢者、糖尿病などの慢性疾患や、がんなどの基礎疾患がある人はリスクが高い。