中日は4日、ジャリエル・ロドリゲス投手(25)の出場選手登録を抹消した。

右腕の不調によるもので、セットアッパーの離脱は最下位に沈むチームにさらに追い打ちをかける事態となった。

ロドリゲスは今季からリリーフに転向。主に「8回の男」とし30試合に登板。4勝17ホールドで防御率2・15と苦しむチームを支えてきた。長期課題の得点力不足に加えて、投手陣も6月終了時にチーム防御率が12球団ワーストとなるなど、崩壊の危機に立たされている。代わって2軍で調整していた祖父江大輔投手(34)が昇格する予定。立浪和義監督(52)は「痛いことは痛いがしようがない。無理はさせられない。1カ月ぐらいかかるかもしれない」と苦渋の表情で見通しを明かした。

また同日、桂依央利捕手(31)と石岡諒太内野手(30)の出場選手登録を抹消。左肩の炎症で抹消されていたダヤン・ビシエド内野手(33)が5日から復帰。渡辺勝外野手(28)とドラフト6位ルーキーの福元悠真外野手(22)が登録される方向だが、立浪中日の試練は続きそうだ。

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