第30回ハーレム・ベースボール・ウイーク(8~15日・オランダ)に出場する大学日本代表は5日、バッティングパレス相石ひらつかで出発前最後の練習を行った。

シートノックや投内連係、フリー打撃で調整。打撃練習の時間を長く確保し、2回打つ選手もいた。指揮をとる九産大・大久保哲也監督(59)は「最後の打撃練習で、野手はだいぶ(調子が)上がってきたと感じた」と手応えを口にした。

立大・山田健太主将(4年=大阪桐蔭)の一本締めで、国内での練習を打ち上げた。腰の張りのためオープン戦2試合を欠場した山田は、シートノックで一塁に入り、ティー打撃を行った。

投手陣も、長距離移動を見越してブルペンに多くはいるなど調整は万全。大久保監督は「14~15時間の移動と聞いている。時差ぼけもあると思うが、対戦相手を見るというよりも、自分たちの野球をすることが大切」と話した。