ロッテ小野郁投手(25)が初めてオールスター出場することが25日、決まった。監督推薦で選出されていた東條大樹投手(30)が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、小野が代役の形になる。

小野は時に150キロ台中盤を超える直球と鋭いスライダーが武器で、今季はここまで益田と並んでチームで2番目に多い38試合に登板。15ホールド、防御率1・80と安定感を増している。

福岡・久留米市出身で高校も西日本短大付でプレー。「東條さんのことを考えると複雑な気持ちですが、東條さんの分まで頑張ることができればと思っています。地元福岡で開催されるオールスターにもなりますので、自分らしく投球したいです」とコメントした。