広島が今季14度目のゼロ封負けで連勝が5で止まった。中8日で先発の森下は7回7安打1失点の粘投も、援護なく自己最多11勝はならなかった。0ー0の4回1死二、三塁から土田の投手前スクイズに、森下がダイビングしながらグラブトス。捕手会沢はホームベース上のバットを足で動かし、三塁走者をタッチした。1度はアウト判定されたプレーが、リクエストによりコリジョンルールが適用された。広島にとっては厳しい判定が勝敗を分ける結果となった。試合後の佐々岡真司監督(55)の談話は以下の通り。

 

- 森下投手は前回登板から中8日での登板となった

佐々岡監督 これは別に。こちらの事情なので、言う必要はないでしょう。

- 走者は出したが7回1失点

佐々岡監督 十分、しっかりと粘り強く、走者を出しながらも最少失点で試合をつくってくれたと思います。

- 4回の本塁クロスプレーがコリジョンルールと判定

佐々岡監督 あのプレーは最高のプレーだったし、別にブロックしているわけでもない。(映像を)見てもホームベースは空いているし、どこをどう見ているのか。審判によって見方が違うのか、そういうところが曖昧だったらこちらとしては困る。あの後、抗議に行くと退場になるというのは分かっていたので…。ビデオを見てもあれだけ空いているのに。ちょっと納得いかないところはある。

- 打線は初対戦の中日上田投手を打てなかった

佐々岡監督 (対戦が)初めてのピッチャーということで、ちょっとカット気味に動いたりするところにてこずったのか。それほどびっくりする球はないように見えたんですけど、何とかと思っていた。森下が頑張っていただけにね。森下で負けるのはちょっと痛い。

- 森下投手は次回、中5日で3位阪神戦にぶつけたいところ

佐々岡監督 それは今日終わって明日の状態を見てからになるでしょう。もう負けられない試合が続くので、1戦1戦手を打っていくしかないと思います。