オリックスは西武からFA宣言した森友哉捕手(27)の獲得を目指し、近日中に直接アタックする。10日、FA宣言選手が公示された。11日から直接交渉が解禁される。

福良GMはこの日、大阪市内で編成担当者らと長時間にわたり話し合った。交渉解禁を翌日に控え「前から言っているように、興味を持って調査しています。編成とか、全ての面で考えてというところ」とあらためて強い興味を明かした。交渉時期などについては「これから」としたが近日中の直接アタックは確実。今月1日には「打つ方も分かっているし、守りも相当、成長している」と評価を口にしていた。

もう1人の注目選手、日本ハム近藤にも獲得に乗り出すことが分かっている。福良GMは「興味はあります」と初めて明言した。4年総額20億円の大型契約を用意するソフトバンクなどと争奪戦になるが、国内FA市場の目玉2人の「両獲り」に本腰を入れている。

主砲の吉田正がポスティングシステムでのメジャー移籍を希望しており去就が流動的。リーグ連覇、26年ぶり日本一を果たしたが、常勝軍団を作り上げるために戦力強化は必須。本気の「V3補強」に出る。

【関連記事】オリックスニュース一覧