巨人の1軍外野守備兼走塁コーチに就任した鈴木尚広コーチ(44)が15日、投手陣へ走塁指導を行った。宮崎での秋季キャンプ第3クール4日目、ひなたサンマリンスタジアム宮崎のサブグラウンドで投手陣を集めて“走塁塾”を開講。走るコースや意識、体の傾きや三塁コーチを見るタイミングを指導した。

鈴木コーチは「できることをやってほしいので。あとはこちらから指示を出したりするので、決めたらこう、と自動化ができたら。余計な不安を与えないように。塁上で『どうしたらいいんですか』となるより、準備をやっておいたほうが免疫もあるし、こうだなと思い出せるので」と説明。投手陣にとって本職ではない走塁でも少しずつチームのプラスになるような技術を磨いていく。