中日のドラフト新入団選手10人(育成入団3人含む)は2日、バンテリンドーム、ナゴヤ球場などの施設を見学した。背番号「37」をつけるドラフト5位・浜将乃介内野手(22=福井NE)は、「結果を出して見合うようになれば」と、将来的に1桁背番号への変更を目指す。

浜が背負う「37」は、中学時代の枚方ボーイズで初めてつけ、東海大甲府を経て、福井ネクサスエレファンツでも自ら希望した番号だった。「すごく愛着のある番号」というが、それでも「一生ではないです」と、変更を思い描いた。

同学年のドラフト2位・村松開人内野手(21=明大)は「5」、同6位・田中幹也内野手(22=亜大)は「2」をつけスタートを切る。同7位・福永裕基内野手(26=日本新薬、背番号68)を含め即戦力内野手4人衆でも、背番号での差がついた。「肩、打撃は負けていないと思う。少しでも早くチームの主軸になれるようにがんばりたい」と、ライバル心をギラリ。ドラフト指名直後には、東海大甲府の先輩、高橋周から「わからんことあったら、聞いてきて」と、後方支援の確約も受けている。12月は福井で、守備練習、打撃練習を継続。来年1月上旬の入寮へ準備を進め、目標の「開幕1軍」を見据えた。【伊東大介】

○…ファンクラブ会員約300人を対象にした新入団選手歓迎会が名古屋市内のホールで行われ、10選手全員が登壇した。前日の入団発表後の行動を聞かれ、ドラフト4位の聖光学院・山浅龍之介捕手(18)は、「昨日は(同3位)森山といっしょの布団で寝ました。出会って2日目。寝るつもりはなかったのですが」と仲良しエピソードを披露し、場内が爆笑。それぞれが同期の結束の強さを披露していた。

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