巨人の新キャプテン岡本和真内野手(26)が6日、東京・大手町の球団事務所で契約更改に臨み、3000万円ダウンの年俸2億7000万円でサインした(金額は推定)。8月に打撃不振で不動の4番を外れた。「うまくいった時がないくらい日々、試行錯誤していた。来年はいい方向に持っていきたい」と語った。

それでも5年連続30本塁打と結果を残した主砲は11月の侍ジャパン強化試合メンバーに選出。来年3月のWBCに向けサッカー日本代表が刺激になった。「(W杯は)すごい盛り上がりを見せていた。僕も選ばれたら全力で頑張りたい」。

特に印象に残ったのが「堂安くん」。実現はしなかったものの4、5年前に対談企画があったという。「すごくジャイアンツファンみたいで、それで堂安くんの存在を知ってから観てました。自分がチームを勝たせると言って本当にゴールを決め、チームを引っ張る姿がすごい」と話した。

20、21年に本塁打王と打点王の2冠を獲得。そんな中、今季はヤクルト村上が令和初の3冠王に。「11月に同じチーム(侍ジャパン)でやってすごい勉強になった。僕も頑張りたい。しっかり追いつけるように」。さまざまな刺激を吸収し、新主将は来季に向かう。【三須一紀】

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