西武が日本ハムに連勝し、2位に浮上した。貯金も今季初めて2に増やした。

先発したディートリック・エンス投手(31)が直球やカットボールを駆使しながら、6回まで無安打無失点投球。序盤には7者連続奪三振と快調だった。

「自分自身はシンプルに投げ込んでいこうということだけで。あとは捕っている柘植がいろいろと考えながらやってくれたので、そこの部分がきょうの結果にすごくつながったかなと思っています」と柘植世那捕手(25)に感謝。「席や球場の作りとかが、すごくメジャーの球場と似ていたので。本当にアメリカで投げているかのような感覚で投げられたというのはありました」と初めてのマウンドを振り返った。

終盤に点差が詰まったものの、9回には満塁の走者が2度の暴投で全員生還した。特に最初の暴投で二塁走者の柘植までもが生還。松井稼頭央監督(47)は「柘植にしても愛斗にしても、本当に素晴らしい判断で素晴らしい走塁してくれましたからね。あそこの追加点はとても大きかったんじゃないですかね」と、スローガン「走魂」が根付いたプレーも喜んでいた。

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