毒舌キャラクターに空中戦で挑む!? 日本ハムのマコット「フレップ」が交流戦開幕となる30日に、ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」と新球場では初対面する。画用紙に記した鋭いコメントで笑いを誘う“フリップ芸”など芸達者なマスコット界の巨匠に対し「同じ土俵では勝負しない」と断言。得意の踊りとアクロバティックな動きで盛り上げ、チームを後押しする。

ヤクルト3連戦期間はイニング間に一緒にダンスを踊るなどして球場を盛り上げる予定。コラボグッズ販売もありフレップは「両チームのファンに、より楽しんでもらえる。スワローズファンのみんなには『ファイターズのマスコットもやるじゃん』って思ってもらえるパフォーマンスがしたいな」と意気込んだ。

94年にヤクルト入団した大ベテランの来襲だ。画用紙に歯に衣(きぬ)着せぬコメントを書いて盛り上げる“つば九郎節”に対し16年登場のフレップは「そこはつば九郎先生にお任せします! あのスタイルを心からリスペクトしている」と先輩を立てる。その上で「オレのダンスやアクロバットに大いに期待していてほしい。個性のぶつかり合いの中、面白い化学反応が起きたらいいね!」と思い描いた。

チーム練習前にノックや投球練習するなど常に準備は欠かさない。「新パフォーマンスは常に考えているし練習しているよ。もし交流戦中に完成したら披露するかもね」。5月は12勝11敗。キレのある新たな“舞い”で、まずはチームの月間勝ち越しを、お膳立てする。【永野高輔】

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