第2週最終日の未消化試合が行われ、中大が逆転で駒大を破り、勝ち点を2にのばし5位が確定し1部残留を決めた。

中盤から一気に畳みかけた。3点リードを許し迎えた5回、安田淳平外野手(1年=聖光学院)の右越えソロ本塁打で反撃ののろしを上げると、6回には2死満塁から石井巧内野手(4年=作新学院)の右前適時打で1点。7回には1死一、二塁から4番・高橋隆慶外野手(4年=明秀学園日立)の左越え適時三塁打で2点を返し逆転に成功した。この回、さらに1点を加え、駒大を引き離した。

投げては今秋のドラフト候補に挙がる最速155キロ右腕、西舘勇陽投手(4年=花巻東)が力強い真っすぐとスライダーを軸に7回まで毎回の奪三振で11。エースらしく、堂々と最後まで投げきり、7安打3失点。完投で今季2勝目を挙げた。

負けた駒大は6月23、24日(神宮)、2部優勝の東洋大と、入れ替え戦を戦う。