西武は、今年4月に埼玉県内の小学校および特別支援学校に入学した1年生、約6万人に「ライオンズオリジナル・ベースボールキャップ」を、6月1日から順次配布する。

配布に先立ち、31日阪神戦(ベルーナドーム)の試合前に、松井稼頭央監督と栗山巧外野手が、県内の小学校を代表して、所沢市立山口小学校の1年生10人に、直接キャップをかぶせる、贈呈式が行われた。

キャップの配布企画は、18年から毎年行われており、今年で6年目。配布されるキャップは、ファンが参加したチャリティーオークションの売上などから毎年制作されており、今までにプレゼントした子どもたちは約65万人にのぼる。

今回の企画にあたり、松井監督と栗山が球団を通じてコメントを寄せた。

松井監督 1年生の皆さん、学校生活には慣れましたでしょうか? 元気いっぱい、楽しい学校生活が送れることを願っています。いろいろな制限が緩和されてきましたので、プレゼントしたキャップをかぶってベルーナドームに応援に来てほしいですね。もちろん、観戦以外の時にも、たくさんかぶって欲しいなと思います!

栗山 地元の子どもたちにキャップを渡せて、少しですが久しぶりに交流もできて良かったと思います。球場にとどまらず、いろいろな場所でライオンズのキャップをかぶってくれている子どもたちを見ると、一緒に戦っている感じがしてすごくうれしいですね。勝って喜んでもらうためにも、頑張ろうと気が引き締まりますね。子どもたちのためにも、良いプレーを見せられるよう頑張ります!