左翼で途中出場していた日本ハム矢沢宏太投手(22)が9回、投手としてマウンドに上がった。外野から投手へのポジション変更は、2013年8月18日ソフトバンク戦(帯広)で日本ハム大谷翔平投手(現エンゼルス)以来。

矢沢の登板は今季2度目。2死後、巨人丸にフェンス直撃の左越え二塁打を許したが、最後は代打萩尾を空振り三振に仕留めて1イングを1安打無失点だった。

新庄剛志監督(51)は「実は予定になかったんですけど、東京ドームの舞台で投げて欲しいと急きょ、用意してもらって投げてもらいました」と起用の裏側を明かし、「このまま続けてもらったら、今度は外野のポジションからマウンドに送って、また戻しても面白いかなって思いましたね」と、展望を口にした。