ロッテ佐々木朗希投手(21)がプロ入り後最多となる109球を投げ、7回5安打1四球2失点でマウンドを降りた。三振も10個奪い、今季通算79奪三振に伸ばし、パ・リーグトップを独走する。

5回には本拠地ZOZOマリンでは初めて、自己最速タイの165キロをマークした。5回2死満塁、広島の羽月に対する4球目。1-2からの直球はファウルだったが、大型映像に「165」と表示されると、両チームのファンからどよめきが起きた。2-2からの9球目。163キロの内角直球を左前に運ばれて、2点を失った。

今季は、3月4日に行われた侍ジャパンWBC壮行試合中日戦(バンテリンドーム)で、エンゼルス大谷翔平投手に並ぶ日本人最速タイ165キロを初めて計測した。4月28日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では165キロを4度マークする衝撃の投球を見せていた。

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