阪神はオリックス山本由伸投手(24)に8回2安打無得点に抑えられ、11三振を喫し、今季6度目の完封負けを喫した。村上頌樹投手(24)も8回2失点(自責1)と粘ったが、援護できなかった。失策も今季最多の3と攻守で苦戦した。試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
-最後の大山の打球が抜けていたら
「まあ、なあ。それを言うなら、そうやけどさあ。(中川圭が)よう捕ったよなあ。あれなあ」
-山本は想定以上だった
「そうやなあ。やっぱり。なんというか、初回から飛ばしていたからなあ。おーん。まあ7回、そのぐらいかなあと思っていたけど。(球威が)落ちんかったよなあ、ほんまに」
-村上もよく投げた
「よう投げたよ。そら。エラー絡みで最初の1点は痛かったよなあ。先の点はなあ。まあ、よう1点でしのいだけどなあ」
-1イニングにエラーが2つ絡むと
「まあそら、点はでるやろ」
-こういう投手戦となるのは分かっている中で、逆にもらったチャンス(7回)で点を取りたかった。
「ああ。まあそら、追い上げる方やからな。7回は2点差になっているときやから」
-打線は近本に元気がない。
「いやいやもう、ずっとなあ。おーん。この9連戦の途中から。塁に出ても今日は2アウトからばっかりやったから。なかなかな、何にもできんかったな、やっぱりな」
-山本対策は?
「いやいや、まあ、低めをな。低めを捨てるのはいつものことやから、特別なことは別にやってない。普通のミーティングやったから」
-エラーが最近多い、原因は疲れも?
「いや、そら分からんけどな(笑い)。今日は重なったからな、おーん」
-ああいうところでエラーから失点してしまう
「いやいや、そらエラーで失点もするよ、お前。百何試合もしたら。そんなんお前、それをなんかバットで取り返せばええやん。チームとして機能すればええんや」
-佐藤輝の代打
「おーん、山本やったらいかんかったけどな、おーん。まあ山崎に代わったからな」
-最後は原口
「おーん、いやいや、もうそらなあ、悔い残らんように、まあなあ、2本打ってたけどな、坂本も。まあ山本からやったし。なかなかなあ、あのぐらいの回じゃないとキャッチャー代えられへんからの、結局いま2人やから」
-佐藤輝はまだ時間かかりそうか
「おお、時間かかるていうか、いやいや、だから、悪いから外してるんやから。だから、シーズンやから、お前、なあ。ゲームの中で、よくなるいうのは全然、今の見とったらないもんなあ、はっきり言うて」
-今日の代打のようないいところで打ってくれればまた違った
「うーん、だから、なあ、十何打席、14か15くらい(安打が)出てないけど、真っすぐのヒット言うたら、何打席出てないと思う? なあ、あの、楽天(戦)でもあれ、両方とも変化球やで、三塁打な。真っすぐをはじき飛ばされへんからなあ。今日も変化球やろ。そういうことやん。やっぱり真っすぐ、そらのお。おーん。やっぱり捉える、ねえ、打球いかんと、なかなかなあ。まあ、交流戦、パ・リーグ相手はピッチャーもストレート速いからな」
-練習するしかない
「練習いうても…打ち込みやってるやろ…おん」
-打線が1、3、5、6と機能してない
「1と3と?」
-5、6
「2もちゃうのん…フフフ(笑い)。いやいや、そら、機能せん、打てんときもあるからな。そら、ずっとあのまま1、2番がなあ、ずっと良かったら、そらもっと点になってるよ。そら、今日でも。そら、早い打順やねんから、お前。もっとノーアウトとか、ワンアウトで出るわけやから。そういうことやんか。そら、打てんときもあるよ、シーズン。それを何とかするなあ、おーん。そういうことやろ。そら、10回に3回打ったら、すごい選手やねんから」