プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)による理事会・実行委員会が3日、都内で行われ、出場選手登録に関する「コロナ特例」を今季で終了することが決まった。

新型コロナ感染の疑いがある場合は特例により抹消し、感染していないことが分かれば通常の10日間を待たずに再登録可能などとしたもので、20年シーズンから導入されている。来季については「感染症特例」のような新制度を定め同様の措置を可能とするか、検討を進める。「コロナ特例」では、登録枠も拡大された(出場選手登録29人→31人、ベンチ入り25人→26人、外国人の出場登録枠4人→5人)。これらの数についても、コロナ前に戻すかどうか検討を進める。

ファーム拡大の申請状況についても報告された。この日までに申請した団体はないが、複数の申請が見込まれている。また、コロナで中断していた台湾でのウインターリーグが復活。11月25日~12月17日に開かれ、NPB選抜を2チーム編成することが報告された。