巨人原辰徳監督(64)が「東海大バッテリー」に賛辞を贈った。

先発山崎伊織投手(24)が7回4安打1失点で力投。7回1死一、三塁とピンチを背負った場面では、素早いけん制球で一走・高松を走塁死に陥れた。さらにその直後、高橋周は138キロのフォークで空振り三振に打ち取り、渾身(こんしん)のガッツポーズを決めた。打っては3回にチーム初安打となる左前打でチャンスをつくり、丸の先制2ランに結び付けた。

原監督は「非常に力投したという感じがしますね。バッティングは今に始まったわけじゃないしね。バッティングそのものは非常に技術がありますよね」と投打両面で称賛した。さらに女房役の大城卓三捕手(30)も攻守で援護。「伊織は真っすぐが走っていたので、その分変化球も生きた」と好リードした。

1点リードの8回には、2死一、三塁の好機でカウント3-0から右翼席へ11号3ランを放ち、とどめを刺した。原監督は「あそこで集中力を持って打席に1球にかけられるというのはすごいですね。なかなかいないと思いますよ。まあ、少なくても東海大学では彼1人だと思う」と、東海大出身の後輩バッテリーが勝利へ導き、指揮官も目尻を下げた。

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