<阪神7-2DeNA>◇7月11日◇倉敷マスカットスタジアム

阪神が2位DeNAとの首位攻防初戦を制し、ゲーム差を2に広げた。連勝は6月3日、4日のロッテ戦以来。1カ月半ぶりに先発した青柳晃洋投手(29)が7回2失点と好投し3勝目を挙げた。

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青柳の自宅には、“野球のない世界”が広がっている。「家族の中では僕がファームに行ったからって、何かが変わるわけでもないですね」。1軍戦で好投しようが、打ち込まれようが、2軍に落ちようが、家に帰れば「平和な日常」が待っている。19年に結婚した夫人について、「奥さんあんまり野球知らないので(笑い)。『忙しかった』って、試合見てない時もあるので。活躍してても、しなくても野球の話はしないですね」と明かす。だからこそ、「職場と家族とのオン、オフの切り替えがしっかりできる環境というのはいいかなと思います」。家に帰ればリセットできる。そんな家族の存在が、青柳のプロ野球生活を支えている。【阪神担当 古財稜明】

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