JR東日本東北(仙台市)が7-4で逃げ切り、日本生命(大阪市)に勝利した。2回までに7点を挙げて主導権を握った。

高卒3年目でドラフト候補の大西蓮内野手(21=履正社)が4番の役割を果たした。

初回無死満塁、カウント2-2からの5球目、外角のカットボールにうまく合わせて2点中前適時打を放った。「初回から勢いをつけたかったので、準備していた。欲を出さずに、センター前に打ち返そうと思いました」と振り返った。5打数2安打2打点をマーク。主軸として存在感を発揮した。

昨年は、侍ジャパンU23日本代表に選出され、第4回U23W杯で首位打者を獲得。優勝にも大きく貢献した。「自信になっています。去年よりも余裕を持って打席に入れています」と話した。