ロッテのルーキートリオが、そろって存在感を示した。

イースタン選抜の「6番遊撃」でフル出場した友杉篤輝内野手(22)は初回の好機には一邪飛だったが、6回先頭の第3打席に左安で出塁すると本塁に生還した。7回にも左安を放つなど、5打数2安打1得点の活躍。「試合前はホームランを狙っていましたが、ほど遠かったです。ただ、しっかりと2本打てたことは良かったですし、楽しく出来ました」と笑顔を見せた。

菊地吏玖投手(23)は2回に2番手でマウンドに上がった。DeNA松尾との“ドラフト1位バッテリー”を組み、1回無安打2奪三振で3人をピシャリ。「松尾君のリードが良かったです。初めてのフレッシュオールスターはいつもと違う雰囲気でワクワクして楽しかったです」。後半戦での1軍初昇格に向けても良いアピールとなった。

4回に4番手登板した高野脩汰投手(24)は出場全投手中最少の、わずか7球で3者凡退に封じた。「守備にも助けられて、何とか無失点に抑えられました。足が震えるぐらい緊張しました」。豪快な投球フォームで北陸の野球ファンを沸かせた。