阪神大竹耕太郎投手(28)が、今季ワーストの5失点を喫した。

3点リードの6回に捕まった。梶谷に適時打を許し2点差。なおも2死一、二塁、2ボール1ストライクから4番岡本和に右中間への同点の2点適時二塁打を許し、試合は振り出しに戻った。

その後、2死一、二塁から6番長野に左中間を破られる2点適時二塁打で勝ち越しを許した。5回2/3を投げ7安打、5失点でマウンドを降りた。ベンチではぼう然とするシーンもみられた。

「序盤から3点の援護をもらって、投げやすい展開の中で粘り切れずに降板となってしまい、まだまだ力不足だなと感じました。あらためて1球の怖さを実感した試合でもあるので、今日の反省をしっかり次回以降に生かしたいです」とコメントした。

球宴第2戦に登板し、中5日で臨んだマウンドだった。防御率1点台の男が、まさかの5点取られた。規定投球回に再び到達し、防御率1・89はリーグトップだが、苦い後半戦のスタートとなった。

【動画】阪神大竹耕太郎はベンチでぼう然…今季ワースト5失点で降板