広島が投打に精彩を欠き、4連勝を逃した。先発大瀬良は岡本の2打席連発を含む3被弾を食らい、5回4失点で降板した。4番手河野が2本塁打を含む3長打などで5失点するなど、6回以降も中継ぎ陣が失点を重ねて今季ワーストタイ13失点で大敗。打線も散発4安打で今季10度目のゼロ封負けとなった。首位阪神とのゲーム差は2・5に広がった。

試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

 

-先発大瀬良投手は本来の投球ではなかった。

新井監督 そのあたりは、彼が自分でどうだったかを自分自身で分かっていると思うので、また修正して次のマウンドに上がってもらいたいなと思います。

 

-試合中に修正できなかった

新井監督 いつも、いつもうまくはいかないのは分かっている。そういった中でしっかりと今日の(結果は)自分自身で分かっていると思うので、修正してまた次のマウンドに上がってもらいたい。

 

-展開的に難しい状況だったが、中継ぎ陣も踏ん張れなかった

新井監督 あっちに流れがずっと行っている展開で、ブルペンもすごく難しかったと思うんですけどね。(1軍復帰後初登板の)河野は久しぶりの登板で結果的にああいう形になりしたけど、彼にとっては抑えても打たれても、それが勉強なので。そう思ってまたやってもらいたいと思います。

 

-巨人先発メンデス投手とは2度目の対戦だったが

新井監督 いろいろクイックで投げたりとか、足の上げるタイミングを変えたりとか、いろいろ工夫をしているなと。

 

-次回以降、3本塁打を浴びた岡本和対策が必須

新井監督 素晴らしい打者なので、そう簡単には抑えられない。ですけど、次の対戦の時はとにかく向かっていってもらいたいなと思います。

 

-西川選手が離脱する間、期待した若手の活躍があまりみられない

新井監督 こればっかりはね。試合にたまに出て結果を出すというのはすごく(難しい)。内容的なものをこちらは見ている。河野もそうですし、今出ている若い選手も、試合に出ながら経験しながら成長していってもらいたい。もちろん、使っているときは期待して送り出している。同時に、そんな簡単にポンポンと打てる、抑えられるとは思ってない。それをまた「次どうしていこう」と、少しずつ成長していくものだと思っている。

 

-監督して初めてのピースナイターでした

新井監督 広島にとっては特別な日に、このような試合になって申し訳ない。特別な日なので。これも私がしっかり反省して、また来週からしっかり戦っていきたい。

 

-実戦復帰した西川選手の報告は

新井監督 まだ受けていないんだけど、順調なら呼ぶ。

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