巨人菅野智之投手(33)が、志願の先発登板で1発に泣くも、7回に2死から打線の猛攻で負けが消えた。

試合前の打撃練習でこの日先発予定だったフォスター・グリフィン投手(28)の頭部に打球が直撃。明日24日の先発が予定されていた菅野が志願して中5日のマウンドに上がった。

6回までヤクルト打線を内野ゴロの間の1点に封じる好投を見せた。しかし、1点をリードされて迎えた7回だった。先頭のサンタナに安打を許すと、続くオスナに2ストライクから真ん中高めに入ったカットボールを左翼席に運ばれた。直後の7回裏の攻撃で代打長野が送られ、7回6安打9奪三振3失点で降板となった。4回には村上、サンタナ、オスナから3者連続三振を奪うなど好投を続けていただけに痛恨の1発を被弾した。

直後の攻撃で打線が2死から爆発し、背番号18の黒星を消した。8番門脇が安打を放つと、9番菅野の代打長野の内野安打で2死一、二塁の好機をつくる。ここで1番梶谷が右前適時打を放ち1点をかえす。その後2死満塁となり、3番秋広がカウント1-1から141キロカットボールを捉え、二遊間をゴロで抜く同点の適時打を放った。2死走者なしからの猛攻で、菅野の黒星を消した。