東都大学野球連盟の新理事長に就任した樫山和男氏(64)が8日、東京・神宮球場で行われた東都大学春季リーグの開会式で一連の騒動を謝罪した。

前理事長の樋越勉氏(66)をめぐっては4月1日に一部で不倫疑惑報道があり、樋越氏は連盟に辞任届を提出。6日に臨時理事会・評議委員会が行われ、受理された。その後の理事会で樫山氏の就任が決まった。

この日は開会式での謝罪とともに、球場内で販売されているリーグプログラムの1ページ目にもお詫び文が挟まれた。

樫山新理事長は報道陣に対し「今後このようなことがないように綱紀粛正を図るとともに、主役の学生たちが思う存分リーグ戦に集中できるよう、リーグ運営に一生懸命頑張っていこうという思いでございます」と話した。

同氏は中大の理工学部教授で、野球部長も務めている。