<日本生命セ・パ交流戦:オリックス0-5阪神>◇13日◇京セラドーム大阪

2シーズンぶりにスタメン出場した阪神豊田寛外野手(27)が、うれしいプロ初安打を放った。2回2死一塁、オリックス田嶋から右前打。今季2打席目、プロ通算11打席目での初安打となった。

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阪神豊田寛には控えめすぎる目標がある。プロ3年で、いまだに東海大相模の同期、中日小笠原にグラウンドで会ったことがない。15年夏の甲子園優勝メンバー。豊田は4番打者だったが、小笠原は甲子園決勝で決勝アーチ&勝ち投手。すべてもっていかれた。小笠原は高校からドラフト1位でプロ入り。早くから1軍で登板を重ねていた。

遅れること6年。同じ舞台にたどりついたが、2軍暮らしから抜け出せなかった。ナゴヤ球場にも鳴尾浜にも小笠原はいない。「慎之介はスターですから。球場で会ったことがないので、同じ舞台にいるような気がしないんです(笑い)。僕から連絡するなんて、もうおこがましいというか…」。攻撃的な打撃スタイルとは反対に、あまりに謙虚な性格。思い出の甲子園で、胸を張って対面する日は近い。【阪神担当=柏原誠】

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