日本ハム水谷瞬外野手(23)が、交流戦史上最高打率を更新した。

この日は3打数1安打で4割3分8厘。15年秋山(西武)の4割3分2厘を上回る新記録を樹立。「たくさんすごい選手がいる中で自分の名前が残るのはうれしい…けど、ちょっとおこがましい気持ちです」。前年まで無安打の選手による交流戦首位打者も史上初の快挙だ。

ポテンシャルを大爆発させた交流戦最終戦を前に「甲子園は、たぶん野球人にとっては特別な場所。そういう最高の“遊び場”を準備してもらっているんで楽しめたら」と話していた。聖地を“遊び場”と表現するほど、今は最高峰の舞台で野球ができることがうれしい。昨季までソフトバンクでくすぶっていた“ロマン砲”。現役ドラフトで得たチャンスを生かし、楽しみながら駆け抜けた3週間の最後に、野球の神様は“ご褒美”をくれた。

8回2死三塁の第4打席。凡退なら新記録樹立を逃す中で、阪神岡田監督からプロ初の申告敬遠。新庄監督は水谷に代走五十幡を起用して快挙が確定した。

結果的に両監督から“アシスト”を受けた形になったのも、ここまでの頑張りがあったから。「まず1本打とうと思って今日は臨んだ。自分との闘いにも勝てた」。日々の打席を大事に楽しんできた水谷が、大きな金字塔を打ち立てた。

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