西武青山美夏人投手(23)がオリックス打線を9回3安打に抑え、球団では11年牧田和久以来となるプロ初完封初勝利を挙げた。9回2死で強打者森にカーブを打たせて右飛に仕留めると、両腕を高く突き上げて喜んだ。お立ち台で「めちゃくちゃ気持ちいい。すごく興奮して、まだ今も気持ちが高ぶっています」と満面に笑みを浮かべた。

昨季39試合に登板も、先発したのは1試合だけだった。今季から亜大時代まで主戦場としてきた先発に転向。ポジションが変わることもあり、長いイニングを投げるため、体の柔軟性も高めて投球につなげる練習もしてきた。「なかなか勝てない投球が続いたんですけど、先発に挑戦してここまで地道にやってきて良かった」とかみしめた。

親孝行の白星となった。大卒2年目右腕はウイニングボールを握り「実家に送りたい」と両親へ向けてプレゼントすることを約束した。19日には24歳の誕生日を迎える。「誕生日前に初勝利できてうれしい。ここからもっともっと勝ちをファンのみなさんに届けられるように」と思いを口にした。【山崎純一】

 

◆青山美夏人(あおやま・みなと)2000年(平12)7月19日、神奈川県生まれ。横浜隼人では甲子園出場なし。亜大で4年春にMVP、最優秀防御率、ベストナイン。リーグ戦通算39試合12勝3敗、防御率1・77。22年ドラフト4位で西武入団。23年は開幕戦で抑えを任されるも、セーブ失敗。4月2日オリックス戦で初セーブ。今季推定年俸1400万円。183センチ、94キロ。右投げ右打ち。

▽西武渡辺GM兼監督代行(プロ初完封初勝利の青山に)「こういう若い投手が出てくるというのは、すごくほかの選手にも刺激になる」

 

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