<阪神5-1中日>◇26日◇甲子園

ウル虎が3位浮上だ! 阪神が後半戦開幕ゲームをスカッと勝利で飾った。2-1と1点差に迫られた7回に3番森下翔太外野手(23)が勝利を決定づける7号3ランを放った。2軍落ちを経験するなど、もがき苦しんだ2年目の若武者が6月2日ロッテ戦以来、実に101打席ぶりとなる待望のアーチ。前半戦を4位で終えた虎だが球団史上初となるセ・リーグ連覇へ、幸先の良いリスタートを切った。

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鳴尾浜で自らの打撃と向き合った時間が実った。6日に今季初の2軍降格。北川2軍打撃コーチと二人三脚で築き上げた。伝えられたのは「チームが勝つための行動」。例に挙げられたのは中大の2学年上のDeNA牧だった。

「ケースによっては自分が犠牲にならないといけないことは(ある)。何とか当ててでも前に飛ばす方法とか、三振だけはダメとか。牧は4番でありながらそういうことができる。お前にはいい先輩がいるんだから」

そう言葉をかけられた。自らの理想を追い求めるだけでなく、チームの勝利に貢献するための打撃をたたき込まれた。

時には1時間以上、室内練習場にこもり、バットを振り込んだ。「1軍選手という扱いではなく、2軍選手としてみんなと同じように厳しくしてもらった。気をつかわれた方がやりづらいので、すごくありがたかった」と感謝。汗だくで過ごした2週間が今につながっている。【阪神担当=村松万里子】

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