阪神とのカード2戦目を託されたヤクルト・サイスニード投手(31)が6敗目を喫した。4回67球を投げ11安打6失点と大炎上。初回に適時打と2ランを浴び、さらに2回には1死二塁から4連打で計6失点。初戦を託された吉村と同じく初回に3点を奪われる展開に、ベンチで見守った高津臣吾監督(55)の表情にも悲愴(ひそう)感がにじんだ。
それも無理もない。前夜の反省は何だったのか。7回途中4失点で7敗目を喫した吉村貢司郎投手(26)の立ち上がりについて、高津監督は「初回の3失点というのは非常にこう重くなりますね」と嘆いていた。「先発が何試合も続けてすぐ3点も4点も奪われ、追いかけないといけないゲーム展開」に業を煮やし、先発投手陣へ立ち上がりの修正を促したばかりだった。
そんな指揮官の思いとは裏腹に、一夜明けた試合でもサイスニードが打ち込まれ序盤から劣勢を強いられた。苦しい投球を強いられ、31歳右腕は「うれしくはないですね。自分の投球のデータも見ていないので、これから帰って分析したいです」と言って球場を後にした。
先発投手陣がどうもピリッとしない。18日の広島戦に先発した石川雅規投手(44)、20日の阪神戦に先発した吉村、そしてこの日のサイスニードと3試合連続で初回に3点を与える状況が続いている。「人間がやることなのでミスもあるでしょうけど」と高津監督は気遣いつつも、次こそ試合を作るよう先発陣に願った。



