3連勝とした5位オリックスの中嶋聡監督(55)が、歯車のかみ合った試合を振り返った。苦しんでいた打線が15安打で6得点。打率2割以下だった頓宮が先制ソロを放ち、西川は移籍後初の4安打をマークした。高卒ルーキー横山聖を除く先発全員安打の猛攻だった。
指揮官は「苦しんでいた人たちが1本ずつ出たというのは非常にいいし、これでちょっと吹っ切れてくれたらいいなと思いますし。毎回毎回打てるわけじゃないんでね。(試合の)最初の方が、なかなか点が入らないのがあんまり変わらないですね」。3回まで5安打も無得点だった攻撃にやや不満もあったようだが、全体的に選手をたたえた。
「これでドバッと行きそうか」と問われた指揮官は、まるで酸っぱいものを食べたような顔で5秒近く思案。ようやく目を開いて「…って感じ。言葉にならんって感じ。わかんないですね。それだけは」と苦笑いを浮かべた。
8月を14勝12敗で終え、月間勝ち越しが決定。監督は「本当だったら投手陣の頑張りに応えて、もっともっとというのがあったけど、そこがうまくいかなかった部分もある。あと残り試合全部そういう形でいけたら」と打線の奮起に期待しながら、9月以降の残り25試合に目を向けた。4位楽天とは3・5ゲーム差。3位ロッテとは6・5差となった。



