セ、パ両リーグは10日、8月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、セ・リーグの野手部門で阪神近本光司外野手(29)が初受賞した。
月間39安打は自己最多。8月の打率は3割9分と急上昇した。
「取ったことがなかったので素直にうれしい。練習に付き合ってくれている方たちにしっかりお礼したい」と喜んだ。
好調の一因については「後ろの(打者の)状態が本当によかったので、どんな形でも何とか塁に出ようと思っていた。中野が送って、3~5番でかえすというチームが一番勢いに乗る形が多かった。そういう勝ちがすごくうれしい」と明かした。
今季は他の主力と同様に、打撃不振の時期が長かった。チーム事情で4番や3番に座ることもあったが目立った数字は残せなかった。1番打者に再び固定されてからは復調。チームを優勝戦線に踏みとどまらせている。
暑い夏場は、投手が早めにストライクを取りに来る傾向を察知。早めの仕掛けを意識していたという。「そういう駆け引きも面白い1カ月だった」と振り返る。体調面ではエアコンに頼りすぎず、風呂にしっかり入ることを意識した。
今季143安打は1差でリーグトップ。8月のヒット量産で、2度目のタイトルも視界に入った。「タイトルはあまり気にはしてないけど、毎日毎日ヒットを打つために、競争しながらというのが、すごく大事」と平常心だった。



