阪神近本光司外野手(29)が今季10度目の猛打賞で4度目のシーズン150安打に到達した。3、5、7回に単打で出塁。7回先頭では原に3球で追い込まれたもののファウルで粘った。「カウントもつくりながら結果的に塁に出れてよかった」。しぶとく中前打を決め、森下の適時打で3点目のホームを踏んだ。内容も詰まった打席だった。
1番が塁に出れば流れが生まれる。猛虎打線が好調な要因だ。
「しっかりピッチャーが踏ん張ってくれて、守備もしっかり踏ん張っているので。その場面に出た選手がしっかり仕事をしてくれたのでよかったです」
仲間への感謝も忘れない。これで入団6年目までの通算安打を923とし、長嶋茂雄(巨人)の最多記録まで「3」に迫った。「ミスター超え」は目の前。18日の中日戦(バンテリンドーム)にも達成する勢い。一気にレジェンドを抜き去りたい。
この日の得点でシーズン66得点。リーグトップのヤクルト村上は72。6差で追いかける。昨年はリーグ最多。2シーズン連続でトップなら36秋~37年春の藤井勇以来、球団87年ぶりの快挙となる。記録ラッシュの予感漂う勝負の秋。やるべきことは分かっている。
「僕はそれ(出塁)で(ホームへ)かえってくるのが仕事なので。その期間を増やして。残り試合も頑張っていきたい」
9月も月間打率3割超えのリードオフマンは前だけを見ている。【中野椋】



