法大が立大を劇的なサヨナラで破り、今季初の勝ち点を挙げた。2-2の延長13回。法大・松下歩叶内野手(3年=桐蔭学園)が初球を左翼席へ運び、3時間10分の熱戦を終わらせた。立大はエース小畠一心投手(3年=智弁学園)が志願の力投で10回149球で2失点に抑えたが、あと1点が遠かった。

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松下の強く振り抜いた打球は、弾丸ライナーで左翼席へ突き刺さった。「なかなかヒットが出なかったんですけど、最後に打つことができて本当にうれしかった」。この夏大学日本代表を経験。2季連続ベストナインに選ばれるなど中心選手だが、試合前まで3試合で打率1割台。ボールの見え方がしっくり来ていなかったといい「あの打席でボールを長く見られて自分のスイングが形としてできた」と手応えをつかんだ。

大学日本代表合宿では、今秋ドラフト上位候補、青学大・西川史礁外野手(4年=龍谷大平安)ら世代屈指のスラッガーの打球に度肝を抜かれた。合宿終わりには「自分のチームでは飛ばす方だと思ってたんですけど、みんなびっくりするくらい飛ばすので刺激を受けています」と話していた。夏は長打力と打球の強さを磨くべく、ウエートトレーニングを見直した。

次戦は中3日で春季リーグ戦王者の早大戦。「春に2連敗しているので絶対にやり返す気持ちでやっていきたい」と力を込めた。

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