阪神の主軸2人が、得意の京セラドーム大阪から完全復活を期す。4番佐藤輝明内野手(26)は今季最長の17打席ノーヒットと沈黙中も、同球場では打率4割2分3厘。16日巨人戦で約1カ月ぶりのアーチをかけた3番森下翔太外野手(25)も、打率3割4分8厘と好相性の球場だ。ホームで行われる19、20日の中日戦に連勝すれば、長期ロード5割以上が確定する。主砲の快音とともに、優勝マジックを22から一気に減らしにかかる。
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いかにも強そうな漆黒の戦闘服を身にまとい、クリーンアップ2人が完全復活する。真夏の京セラドーム大阪で今年から開催されている「TIGERS B-LUCK DYNAMITE SERIES」。着用する黒地に金文字が映えるユニホームを、佐藤輝も気に入っている。「なかなか格好いいんじゃないですか?」。もちろん見た目だけで満足することなく、快音を響かせるつもりだ。
同イベントが行われた前回8~10日ヤクルト3連戦では12打数7安打3打点、2本塁打と打ちまくった。さらに今季の京セラではここまで6試合で3本塁打をマーク。地方をのぞけば、球場別最高の打率4割2分3厘と好相性を誇る。
13日広島戦から今季最長の17打席無安打が続いている。それでも17日巨人戦の最終打席では、強烈な低い弾道の打球を飛ばして復調の兆しも見せた。再び快音連発へ。「今まで通りやるだけです。頑張ります」。短い言葉に力を込めた。
3番森下も京セラは得意だ。こちらも神宮に次いで球場別2位の打率3割4分8厘。「特に何か変えることとかはないですけど。淡々とやれればいいかなと思います」。ここ最近はアーチから遠ざかっていたが、前カードの16日巨人戦では約1カ月ぶりの1発となるキャリアハイの17号2ランを放った。京セラでは今季まだ本塁打はないが、ホームに戻って一気に勢いに乗るチャンス。「勝てればいいので。自分がどうこうというのはないですけど、結果として出てくれればいい」と冷静にイメージした。
中日戦は今季ここまで7勝8敗。セ・リーグで唯一負け越している相手でもある。今回の2連戦で連勝すれば、カード別の勝ち越しはもちろん、長期ロードも5割以上が確定する。森下は「初戦を取れればいいと思います。1試合1試合なんで。1戦目を取れれば楽にはなるかなと思います」と初戦必勝を期した。3番、4番が打ちまくれば、優勝マジックはおのずと減っていく。【磯綾乃】



