巨人浅野翔吾外野手(20)が「アジアの大砲」流の打撃術を授かった。巨人が東京・稲城市のジャイアンツタウンと川崎市のジャイアンツ球場室内で実施する秋季キャンプ3日目、22年ドラフト1位の背番号51に寄り添う球団OB李承燁(イ・スンヨプ)氏(49)の姿があった。
「初日にお声がけをさせていただきました」。浅野が明かす。06~10年まで巨人でNPB通算159本塁打の韓国の英雄が臨時コーチで参加すると聞くや、いの一番にアプローチした。李コーチは「いまから見ておくよ」と快諾の後、この日に実戦指導の運びとなった。
「しっかり踏み込んだ方が打球は飛ぶ」と教わった。打撃時、着地した左足のつま先をすぐにマウンド側に向けていた動きを改良。浅野は「(打球の)飛距離が変わった」と、ロングティー200球以上を打ち返した。李コーチは「力まずに柔らかく。スイングスピード、パンチ力もある。来年へ頑張って」とエールを送った。
プロ3季目の出場は29試合にとどまり、打率1割8分7厘、2本塁打、8打点。ケガでの離脱もあり、シーズン終盤も2軍暮らしが続いた。本塁打やヒットゾーンに飛ばす確率などの向上が個人的なテーマ。韓国から参加してくれた大砲が、貴重なきっかけをくれた。【阿部健吾】



