今年24歳の年男、オリックス山下舜平大投手(23)が名馬ばりのロケットスタートを決めた。大阪・舞洲の合宿所、青濤館開きとなった4日、室内練習場に一番乗りした山下がさっそくブルペン投球を披露。入念なアップ、キャッチボールを終えるとブルペンへ。気温10度を下回る中、立ち投げで約10球、乾いたミット音を響かせた。

「感覚はよかったです。ずっといいので」とにっこり。22年から毎年腰痛に悩まされ、昨季もポストシーズンを含めて終盤の5試合登板に終わった。だが今オフは4勤1休を続け、クール最低1回投球練習を入れるペースで、キャンプ初日のブルペン入りも見据える。

岸田監督も山下のプロ6年目で初となるシーズン完走に期待を寄せている。自己最多は23年の9勝。「2桁は勝ちたい。超えたいですね」。午(うま)年生まれのエース候補がV奪回を導くべく、ゲートを飛び出した。【伊東大介】